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アロマセラピストがオススメする春の体調不良ケア

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ANDONAは2005年に誕生した深リンパアロマセラピーのショップです。スクールレッスンなども行っております。ANDONA BLOGでは私たちの経験や知識などに関するコスメ・スキンケア・美容などに関するお役立ち情報を配信しております。

春本番になり、暖かくなったこの時期、過ごしやすい反面、春特有の体調不良「春バテ」を気にされる方もいらっしゃいます。
春バテとは、春先に感じる体調不良や疲労感のことを指します。
冬から春への季節の変わり目に、寒暖差や環境の変化によって自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなるのが原因です。

  • 春バテの主な症状
  • 春バテの原因
  • 春バテの対策
  • イライラや不安感が続くと副腎疲労が起こる
  • 副腎疲労と自律神経の関係

1.春バテの主な症状

春の時期になって身体のだるさをとても感じるようになったら春バテの症状の可能性が高いです。
他にも下記のような症状があります。

  • だるさや倦怠感
  • 頭痛やめまい
  • 日中の強い眠気や、夜寝つけないなどの不眠症状
  • イライラや不安感
  • 食欲不振や消化不良

2.春バテの原因

春バテが起こる原因としては、寒暖差の影響があげられます。自律神経が乱れやすくなる一番の原因は寒暖差です。
春は朝晩と日中の気温差が大きく、自律神経が乱れやすくなります。
また、春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるため、体が適応できず不調を感じやすくなります。
また日照時間が長くなると生活リズムが変わり、睡眠の質が低下しやすくなります。
新学期や転勤、人間関係の変化などがストレスとなり、精神的にも疲れやすくなります。

3.春バテの対策

春バテの対策としては十分な栄養・休養が必要になりますが、運動も大切になってきます。
5分~10分ほどの軽い運動も春バテ対策としてオススメです。

  • 血流を促し、自律神経を整えるためにウォーキングやストレッチといった適度な運動をする
  • ビタミンB群(豚肉、納豆、卵)や、鉄分(レバー、ほうれん草)を意識してバランスの良い食事を摂る。
  • 十分な睡眠をとる • 就寝前のスマホを控え、質の良い睡眠を確保する。
  • 入浴や深呼吸、アロマなどで副交感神経を優位にする。リラックスできる時間をつくる
  • 朝の光を浴びることで、体内時計を整え、自律神経のバランスを取る。

この時期にオススメのアロマはゼラニウム、プチグレン、ラベンダー、ホーウッドがオススメです。
自律神経に働きかけたりリラックス効果を促してくれるので、この精油をブレンドしたトリートメントオイルでアロマトリートメントを受ける事もリラックス効果が高まって疲労回復にも繋がるので、春バテの体調不良ケアに役立ちます。

春バテは、ちょっとした生活習慣の改善で防げることが多いので、無理せず自分のペースで対策をしてみてください!

4.イライラや不安感が続くと副腎疲労が起こる

イライラや不安感が続くと、慢性的なストレスにより副腎(腎臓の上にあるホルモンを分泌する臓器)が過剰に働きすぎ、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌が乱れるとされる「副腎疲労」といった状態になります。
副腎疲労があると、以下の理由で「過食」や「特定の食べ物への強い欲求」が起こることがあります。

  • 疲労でコルチゾールが足りなくなると、血糖値が急激に下がりやすくなり、「甘いものが欲しい!」と感じやすくなります。
  • ストレスホルモンの乱れによる甘いものや脂っこいものが欲しくなり、甘い物や脂っこい食べ物で「一時的に快楽を得よう」としてしまう。
  • 副腎が分泌するアルドステロンというホルモンが少なくなると、体内のナトリウム(塩分)バランスが崩れて、しょっぱい物を無性に食べたくなる。

過食が続くと…以下のことが起こってしまいます…
・エネルギーの乱高下が起こり、さらに副腎が疲れる
・感情の波が激しくなる(イライラ、落ち込みなど)
・睡眠の質が低下する
・カフェインや糖質依存が進む

まさに「悪循環」にハマってしまいます…

食事は以下の事を心がけて下さい。
・血糖値を安定させるために、低GIの炭水化物を選ぶ(玄米、オートミールなど)
・タンパク質と脂質をしっかり摂ることで満足感を上げる
・加工食品・砂糖・カフェインを減らす
・ストレス管理(深呼吸・瞑想・軽い運動)
・睡眠の質を高める(毎日同じ時間に寝起き)
・カフェイン断ち(特に午後)

食事を意識することで腸活にも繋がるので、積極的に取り入れる事で春バテのケアにもつながります。

5.副腎疲労と自律神経の関係

副腎疲労と自律神経の乱れは、まるでセットで起こると言ってもいいくらい深くつながってます。
▶ 副腎疲労が起こる背景には「交感神経の過緊張」があります。
現代人はストレスや情報過多、過労、不安感とかで交感神経が常に優位になりがちですが、それが続くと、副腎が頑張ってコルチゾールを出し続ける → 疲れてくる → 副腎疲労へ繋がってしまいます。
つまり、自律神経のバランスが崩れて → 副腎が無理して働いて → 疲労して → ホルモンも乱れる って流れです。
自律神経が乱れてしまうと…
・満腹感がわからない、常に何か食べたいなど食欲のコントロールがしにくくなる
・睡眠が浅くなり、疲れが取れない
・イライラ、不安、焦り
・胃腸の働きが悪くなる(消化不良、便秘・下痢)
・朝スッキリ起きられない
と先ほどの症状と同じ状況になってしまいます…
そうならない為にも春バテのケアはしっかりした方が良いですね。
春バテのケアを怠ってしまうと、夏に疲れを引きずってしまう事になるので、無理をせずしっかりケアしましょう(*^-^*)