大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

婦人科系トラブルと婦人科系トラブルにオススメの精油

昨今、食生活や生活スタイルの大幅な変化により、婦人科系トラブルに悩まされている女性が増えてきました。
どのような症状があるか、また婦人科系トラブルにおススメの精油をまとめてみました。

  • 月経前症候群(PMS)について
  • PMSの予防方法
  • PMSの緩和におススメの精油
  • 子宮筋腫について
  • 子宮筋腫を予防のために食事で気を付けること
  • 子宮筋腫がある場合、どのような精油が使用できるのか

1.月経前症候群(PMS)について

女性の人生のある一定の期間、生理という現象が、10歳頃~50代頃まであります。

PMSとは、生理が始まる2週間ほど前から排卵が始まり、その排卵後の黄体期にむくみや、肌トラブル、精神的に不安定などの症状が起こる事をいいます。

PMSの時期が近づいてきたらゆったりとした生活を意識したり、自分なりの気分転換をしたりしてストレスを緩和してみましょう。

PMSを起こしやすい方は以下のタイプと言われています。

  • <食事>体を冷やす食事、コーヒー、甘い物
  • 〈生活習慣〉不規則な生活、喫煙
  • <性格>真面目、几帳面、ストレスを溜めやすい

2.PMSの予防方法

PMSの予防方法には以下の方法が効果的と言われています。

  • ストレスを発散できる事をする
  • リラックスする
  • 腹式呼吸や深呼吸をする
  • 身体を温め、身体を冷やす食べ物や飲み物を極力避ける
  • 精神的不安やストレスを解決すること。
  • アロマテラピー

3.PMSにおススメの精油

  • ゼラニウム
  • ローズ、ジャスミン(共に採油率が低い高価な精油ですが、効能は抜群です)
  • ネロリ(高価なので、抽出部位が異なる「プチグレン」でも代用可)
  • パルマローザ
  • クラリセージ
  • ローズマリー

上記の精油をPMSの期間2%以下で毎日腹部と腰部に塗布(通常の精油ならキャリアオイル10mlで精油4滴)

芳香器もしくはマグカップにお湯をはって、上記の精油をブレンドしたものを垂らし香りを楽しみながらリラックスする芳香浴もオススメです。

天然塩に精油を2~3滴入れ入浴時にいれる事で、血流の改善だけでなく、湯気と共に香りが充満してリラックス効果が高まります。

人によっては毎月やってくるPMS、自分の事を客観的に受け止めて、うまく予防し、快適で笑顔のある生活を送りたいですね。

4.子宮筋腫とは

子宮壁にできる良性の腫瘍です。月経のある女性の4人に1人はできると言われています。
原因ははっきりとはわかっていないですが、女性ホルモンが関係しているということですす。ですので生理のない幼少期は心配はいらないです、また閉経後には筋腫があっても小さくなっていくといわれているので問題になることは滅多にありません。
主な症状としては出血、貧血、月経痛、過多月経
筋腫が大きくなると頻尿、便秘、腰痛などがあらわれると言われています。

子宮筋腫はできる場所によって分類され、それぞれ症状も違ってきます。

  • 子宮の壁の中にできる。小さいと症状が出にくいが、大きくなると、不正出血や流産・早産の原因になります。
  • 子宮の外側に出っ張るようにしてできる。漿膜化(しょうまくか)筋腫といい大きくなるまで症状が出にくい。
  • 胎児を妊娠する部分に小さい瘤ができる粘膜下筋腫。小さい瘤だが非常に激しい症状がでる。不妊症の原因にもなります。
  • 子宮の膣側にできる頚部筋腫 大きくなると過多月経になり、貧血状態が続く。

子宮筋腫は悪さをしない良性の瘤なので治療の一つとして経過観察がありますが、少しの痛みや不安があれば、婦人科に診察してもらう事をおすすめします。

5.子宮筋腫を予防のために食事で気を付けること

肉類、卵、チーズなどの乳製品、脂肪分の高い生クリーム、食品添加物をたくさん使った加工食品、加糖、人工甘味料などはできるだけ摂らない。

6.子宮筋腫がある場合、どのような精油が使用できるのか

うっ滞作用があり、ホルモンに関与しない柑橘系の精油やストレス緩和に良い精油の使用が適しています。
精油をブレンドしたトリートメントオイルで腰や腰回りを温めるようにトリートメントをしてみるのもいいですね。
(実行する前にはお医者様に相談してくださいね。)

・トリートメントオイルレシピ
キャリアオイルの容量に対して精油1~2%濃度。
例えばキャリアオイル10mlに精油4滴以下の滴数をよく混ぜたら完成です。

  • うっ滞作用の精油→レモン、オレンジスイート、グレープフルーツ、ラベンダー、ローズウッド
  • ストレス緩和の精油→ラベンダー、イランイラン、ベルガモット、ネロリ、プチグレン
  • クラリセージ、ゼラニウム、フェンネルなどセスキテルペン類の精油や女性ホルモンと似た働きをするエストロゲン様作用の精油は使用を避けてください。

婦人科疾患は冷えやストレスによる影響もあります。
マッサージや運動で血行を良くして体の循環を良くする事や好きな事をしてみたり、香りに癒されたりする事で過度なストレスを溜めない事も必要不可欠です。
日々の忙しい中、婦人科系トラブルに悩まされる女性が増えてきましたが、少しでもケアをしてトラブルとは無縁な体に改善できたらいいですね。