大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

冷水洗顔は良いの?悪いの?

みなさん、毎日洗顔はしていると思いますが、どれくらいの温度でしていますか?
今回は冷水洗顔についてお話しようと思います。

  • 水の冷たさでメイク剤の油分が固まる?
  • スキンケアコスメの浸透が悪くなる!?
  • “赤ら顔“の原因になる可能性も
  • 冷水洗顔のメリット
  • 冷水洗顔をやってはいけない肌はどんな肌?
  • 冷水洗顔をやっても大丈夫なお肌

1.水の冷たさでメイク剤の油分が固まる?

水の冷たさで油が固まる?
これは、クレンジング時に冷水でそそぐとクレンジングやファンデーションなどのメイク剤に含まれる”油分“が溶けずに固まり、汚れがきちんと洗い落とすことができないのです。

ただゆすぐだけのときでも、皮脂が落ちにくいのでオススメできません。

熱いお湯での洗顔も、皮脂を落としすぎてしまうので乾燥の原因になります。
クレンジングや洗顔は”ぬるま湯“が正解です。

2.スキンケアコスメの浸透が悪くなる!?

・スキンケアコスメの浸透が悪くなる!?
冷水洗顔は一時的に毛穴を縮めてしまので、次に使うスキンケアがなかなか浸透せず、余計に乾燥を招いてしまうのです。
余計に毛穴が開いて目立ってしまうということも。

化粧水などを肌の奥まで浸透させるためには、ある程度毛穴の開いた状態にしておくのが良いでしょう。

3.“赤ら顔“の原因になる可能性も

・“赤ら顔“の原因になる可能性も
赤ら顔とは風呂あがりや、寒い場所から暖かい室内などに移動した時に症状が顕著にあらわれる。

☆冷たい刺激によって毛細血管が開き、赤ら顔の原因になることがあります。
冷たい空気に触れ、血管が拡張された状態が続くとそうなってしまうのです。
また、急激に肌の温度が下がると、血行不良がおこり、血流にのって届くはずの栄養素が届かずターンオーバーがうまくできなくなります。


☆毛穴を引き締める、とういうのは一時的に効果はありますが(30分前後と言われています)、根本的に毛穴が小さくなっているのではありません。また元の大きさに戻ってしまいます。
その後の化粧水が入らなくなってしまいます。

4.冷水洗顔のメリット

冷水洗顔のメリットもご紹介しておきます。
・毛穴を引き締める
上記にもあげましたが、こちらのメリットは一時的です。
もとの毛穴の大きさに戻ります。


・乾燥を防ぐ
洗顔したあとに、乾燥を感じやすいのは、温度の変化。
顔をしっかり冷やしておくことで、温度の変化を少しの間だけ防ぐことができます。


・洗いすぎを防ぐ
熱いお湯などで洗うと、余分な皮脂まで洗い流してしまい、肌を乾燥させ状態を悪化させてしまいます。


5.冷水洗顔をやってはいけない肌はどんな肌?

冷水洗顔が向いていない人は以下の肌質の方です。
化粧崩れがしやすい方
皮脂で崩れてしまう方は、朝の洗顔時にしっかり皮脂を洗い流す必要があるので、ある程度の温度があるぬるま湯で皮脂を洗い流しましょう。

毛穴の黒ずみが気になる方
毛穴の黒ずみは角質と皮脂が混ざり合い毛穴に詰まると、酸化して変色し黒ずんで見える。
毛穴に悩みがある人はしっかりとできるだけ洗顔料を使って洗顔をする。

ニキビで悩まれている方
ニキビは毛穴に皮脂が詰まっています。
この場合もしっかりと皮脂や汚れをとりたいので冷水洗顔は不向きです。

6.冷水洗顔をやっても大丈夫なお肌

・肌荒れが悪化した時
肌荒れが起こっているときお肌の状態は炎症をしています。
そんなときは、冷たい水で洗顔をすることで、炎症を鎮めることができます。


・日焼けした後 日焼け後のお肌は軽いやけどと同じ。
表皮の奥まで炎症している状態です。
日焼け後は炎症を鎮める、これ以上炎症が悪化しないためにもしっかりと冷やして大丈夫です。


正しい洗顔の温度の目安とは32℃前後といわれています。 これは、毛穴から分泌されている皮脂が溶け始める温度が32度前後だといわれているからです。
32℃とは手で水に触れても熱くなければ冷たくもなく、顔につけるとちょっとひんやりする温度です。


クレンジング剤や洗顔料を変えてみたのに、肌の調子がおもうように変わらない、、、と思われる方は、洗顔時の水温の見直してみてくださいね。
洗顔の正しい方法はこちらのブログをご覧ください。→ クレンジングと洗顔