大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

吐き気、胃痛、便秘などの消化器系の不調を整える精油

気温も温かくなってきた4月5月は大人も子供も胃腸炎になりやすい時期です。
また、4月、5月と暖かくなるにつれ食中毒も多くなり、7月から9月にかけての夏場に最盛期を迎えるといわれています。

食中毒や胃腸炎にかかってしまうと、腹痛だけではなく、嘔吐や下痢に悩まされ、日常生活を送るのも困難になってしまいます。
今回はお腹の調子が良くない時に活用できる精油を紹介します。

  • お腹の調子が良くない時におススメの精油
  • それぞれの精油の特徴
  • 精油の使い方
  • 子供に使用する場合
  • おわりに

1.お腹の調子が良くない時におススメの精油

お腹の調子が良くない時には消化機能を促進してくれる以下の精油がお勧めです。

  • ペパーミント
  • スイートオレンジ
  • ブラックペッパー
  • フェンネル
  • バジル

次に各精油の特徴について詳しくご紹介していきます。

2.それぞれの精油の特徴

・ペパーミント

ペパーミントは清涼感のある香りで、心身ともにリフレッシュさせてくれます。
古くから健胃薬としても使われており、消化器系の不調(吐き気、胃痛、消化不良)の時におススメです。
妊娠中の方とてんかんの方は使用できません。


・スイートオレンジ

柑橘系特融のさわやかな香りで、リフレッシュさせてくれます。
柑橘系精油の中では光毒性もないので、日中も安心して使用できます。
柑橘系精油の中でも健胃作用や消化機能促進作用が入っており、消化液の分泌を活発にしてくれます。


・バジル

ジェノベーゼソースの材料でもある精油です。
睡眠不足や元気になりたい時の脳の刺激剤としてオススメです。
頭の中が混乱している時や抑うつ、全体的にな精神的疲労で悩まされている時に役立ちます。
神経の緊張をほぐし、吐き気をとめ、消化を助けてくれます。
妊娠中の方は使用できません。


・ブラックペッパー

コショウとしても有名な血行促進の働きがある精油です。
便秘、お腹の張り、食欲低下に効果があり、消化機能を促進させ、身体に活力を与えてくれます。
また、身体も温めてくれるので、風邪で弱っている時にもオススメです
腎臓に疾患がある方は使用できません。


・フェンネル

独特なスパイスのような香りで好き嫌い分かれる香りでもありますが、効能は抜群です。
吐き気やお腹の張り、お腹の痛み、消化不良などさまざまな消化器の不調に効き目があります。
フェンネルは体の各系のバランスを回復させる精油の1つなので、鎮痛や強壮効果もあります。
また、むくみがひどい時にもオススメです。
腎臓に疾患がある方や子宮に疾患のあるの方、妊娠中の方は使用できません。


・バジル

ジェノベーゼソースの材料でもある精油です。
睡眠不足や元気になりたい時の脳の刺激剤としてオススメです。
頭の中が混乱している時や抑うつ、全体的にな精神的疲労で悩まされている時に役立ちます。
神経の緊張をほぐし、吐き気をとめ、消化を助けてくれます。
妊娠中の方は使用できません。

3.精油の使い方

まず、手軽に香りをお楽しみ頂けるのは芳香浴です。
マスクに2滴ほど精油を垂らして、マスクをつけると、香りをお楽しみ頂けます。

お腹の調子が良くない時には精油をブレンドしたキャリアオイルでお腹のマッサージも効果的です。
おへその周りを時計まわりにマッサージしたり、おへその周りのツボを押すのもオススメです。

お腹を温める温湿布もオススメの方法です。
お湯の中に精油を3滴ほど垂らして、その中にタオルを入れます。
お湯をつけたタオルを絞って、お腹を温めて下さい。

4.子供に使用する場合

子供の肌はまだ敏感で、消化器もまだ未発達なので精油の成分をうまく分解できないケースもあります。
そのため、3歳までは芳香浴のみしておいた方が良いかと思われます。
3歳以降から7歳ぐらいまでは大人の4分の1の精油の使用にとどめておいてください。
また上記のピックアップ精油の中ではスイートオレンジの使用が良いと思われます。

5.おわりに

気温も温かくなり、食中毒だけでなく、自律神経の乱れから胃腸の不調が出てしまうケースもあります。
そういう時にもアロマテラピーはオススメです。
芳香物質が大脳辺縁系にダイレクトに届くので、心身のバランスを取る手助けをしてくれます。
私も今マスクにフェンネルとペパーミントをつけて、このブログを書いていますが、腸の調子が少し落ち着いて来ていました。
胃腸炎でしんどい気持ちをアロマテラピーで少しでも和らげる事が出来たら良いですね!