大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

上級の睡眠を手にいれるために

皆さんは「ホリスティック」という言葉を耳にしたことがありますか?「全体の」という意味で、人間とは、臓器や細胞を統合させただけの生き物ではなく、取り巻く環境すべてとつながっているという考え方です。人間が健康に生きていくためには、すべてのバランスが大切です。

1.自律神経の乱れは睡眠の乱れ

特に、からだの恒常性を維持するために働いているのが自律神経です。意志の支配を受けずに、「生命維持に必要な作用を無意識に調整している機能」である自律神経は、睡眠に大きく影響します。自律神経には、日中の覚醒や気管支拡張といった「動」を司る交感神経と、神経を緩め、睡眠に導くリラックスの働きをする副交感神経がシーソーのように拮抗作用で働いているのですが、この切り替わりがうまくいかないとずっと興奮していたり、眠りにくくなったりしてしまいます。

  • 自律神経は睡眠に大きく影響を与える
  • 交感神経と副交感神経の切り替わりが大事

2.女性ホルモンと自律神経の関係

これには、ストレス、スマホやパソコンの見過ぎ、ホルモンバランスの崩れ、食生活などさまざまな原因がありますが、女性ホルモンが整うことで、自律神経が整い、深く眠れるという作用があります。睡眠でいかにリセットするかが、翌日新しい細胞になるための決めてであり、良い睡眠は免疫を高めてもくれます。

  • 女性ホルモンが整うと自律神経も整う
  • 睡眠でリセットすることが、新しい細胞を作る決めて

3.精油を利用して質の良い睡眠を

女性ホルモンの崩れは、メラトニン、セロトニン、成長ホルモンという睡眠に関与する3つのホルモン分泌に影響を与えます。クラリセージ、ゼラニウム、ラベンダー、ローズなどの芳香は、女性ホルモンに働きかけるアロマと言われています。これらの精油を上手に利用して、質の良い睡眠に多いに役立ててみてください。デュフューザーがなくても、ハンカチに数滴垂らして枕もとにおいておくだけでもOKです。マグカップに熱いお湯をいれて、そこに精油を垂らす方法も簡単です。

  • 女性ホルモンの崩れは睡眠に関与するホルモン分泌に影響を与える
  • 女性ホルモンに働きかけるアロマを上手に利用して

心地良い香りに包まれながら、部屋の照明を薄暗くして横になってみましょう。アイマスクをするのも効果的です。よい睡眠習慣で、心も体もリフレッシュして爽やかな朝を迎えましょう