- 2020.06.17
- スキンケア
夏のマスク。皮膚のバリア機能とかぶれについて
新型コロナウイルスによりマスクの着用が日常化されていますが、それによりマスクでの肌荒れが懸念されます。
吹き出物や肌の赤みなどマスクをつける事で起こりだした肌荒れはマスク内部の蒸れや、サイズが合わないことによるこすれが主な原因です。
一般的な不織布マスクは目が細かく、内側に水分がこもりやすいです。
梅雨や夏になると汗の量が増える分、なおさら内部の湿度は上がり、菌が繁殖しやすい環境になります。
また、内部の温度が上がった状態でマスクを外すと、水分が一気に蒸発してしまい、肌の水分も奪うため、急激に乾燥が進んでしまいます。
蒸れと乾燥を繰り返し、そこにマスクの摩擦が加われば肌は荒れやすくなります。
- マスクによる肌荒れのケア方法
- 日中の過ごし方
1.マスクによる肌荒れのケア方法
マスクの摩擦による肌荒れケア方法は、刺激を与えない事が大切です。
低刺激タイプの化粧品を使用して、保湿をしてあげましょう。
クレンジングもできれば優しいものを選んで、優しく洗う事を心がけてください。
(ピーリング剤やサルチル酸が入っているものやエタノールが主成分のクレンジングは刺激が強いので、控えたほうが良いです)
化粧水はお肌がしっとりとした手触りになるまでしっかり入れ込んであげてください。
乳液と美容液とクリームは全部つけなくても良いですが、できればクリームは塗ったほうがお肌の中に入れ込んだ化粧水をしっかりと閉じ込める事が出来るので、べたつきが気になる方は大変かもしれませんが、少しでも塗った方が良いです。
オススメの化粧水はお肌の細胞と細胞を繋ぎ合わせ、水分と油分のバランスを調整するセラミド配合の化粧水もオススメです。
また、セラミドと同じ働きを持つNMF配合のスキンケアもオススメです。
ミネラル配合のスキンケアも海水や海藻の組織構造が人間の血液やリンパ液と似ているので、トラブル改善に効果的です
新陳代謝を促すミネラルであるヨードの働きにより、肌を保護しながら不要な物を排出してくれます。
2.日中の過ごし方
肌に優しいファンデーションを使用してください。
また、摩擦がとても気になるようならば、メイク後のスプレーを塗布して、お肌を保護してください。
メイク後のスプレーとしてオススメなのはアコライムウォーターです。
ヒト幹細胞培養液配合のウォーターヴェールで、お肌のハリと保湿を促進し、乾燥知らずのお肌にさせます。
鎮静効果があるので、赤みのあるニキビはお肌の炎症を鎮めてくれます。
アコライムウォーターの詳細はこちらのページをご覧ください。
【ミスト化粧水アコライムウォーター】乾燥対策や肌荒れ防止に使えるミスト化粧水。使い方は?
かぶれてしまったところは、市販の薬(オロナイン)を塗って治したり、消毒できるハーブウォーターを塗布するのもオススメです。