- 2019.08.09
- スキンケア
うっかり日焼け!日焼けをしたらどうする?アフターケアはどうするか
肌の老化の原因の約65%は、紫外線が原因と言われるほど、紫外線はお肌に悪影響を与えています。
普段から日焼け止めをなどを塗り日焼け対策をしていても、うっかり忘れて日焼けしてしまったり、対策が不十分で日焼けしてしまうこともあります。
天候や季節を問わず、オールシーズン紫外線対策を行わなければ、日焼けのダメージはどんどん蓄積されるので油断は禁物です。
- 日焼け後アフターケアをしないとどうなるか
- そもそもなぜ日焼けは美肌の大敵なの?
- 日焼け後の対処法!早ければ早いほどイイ!!タイムリミットは72h
- 日焼け後の肌トラブル「毛穴の開き」「皮のめくれ」「シミの増加」を解決させるには
- 日頃から実践!!!オススメの日焼け防止方法
みなさまも日焼け後は、肌が赤くなったりヒリヒリした痛み、皮が剥けたりした経験もあると思います。
日焼けは日光皮膚炎と呼ばれ、軽度のヤケドのような状態です。
なので、日焼け後は
すぐに冷やさないといけません。
1.日焼け後アフターケアをしないとどうなるか
みなさま!くすみ、シミ、しわ、たるみなどの肌トラブルは“加齢による自然現象のようなものと考えている方もおおいのではないでしょうか。
実は!!!この原因は、「光老化」という紫外線のダメージによるものが約8割を占めているのです。
また、紫外線で皮膚の細胞が傷つくと、肌の働きを正常に保つために必要なビタミンAが破壊され、
ターンオーバーの乱れ・水分保持機能の衰えに繋がります。
ターンオーバーとは、皮膚の新陳代謝なので、これがうまくいかないと皮膚がどんどん老化し、しわやたるみが引き起こされてしまいます。
ここで日焼けによる「ヤケド」を鎮めておかないと、炎症がひどくなり、肌老化は一気に進んでしまいます…
さらに、弱った状態の肌を摩擦したり、多くの成分が複雑に配合されたスキンケア用品などを使用すると、それが刺激になり、色素沈着を起こしたり、肌荒れを起こすなど恐ろしいことになってしまいます。
- くすみ、シミ、しわ、たるみなどの肌トラブルは「光老化」という紫外線のダメージによるものが約8割を占める
2.そもそもなぜ日焼けは美肌の大敵なの?
日焼けには、皮膚が赤くなるサンバーンと、黒くなるサンタンがあります。
- サンバーン・・・B波が影響で血管拡張などの炎症が起きることにより皮膚が赤くなります。
- サンタン・・・A波で皮膚のメラノサイト(色素細胞)が刺激され、メラニン色素が合成されることにより皮膚が褐色になります。
通常は、日光に当たった直後に皮膚が赤くなり(サンバーン)、皮膚の赤みが消失した後、皮膚が黒くなります(サンタン)。
紫外線(特にB波)を大量に浴びると、皮膚の細胞の遺伝子が傷つきます。
少し傷つくぐらいなら修復されますが、浴びる紫外線の量が限度を超えると遺伝子は回復せず、傷ついた状態で細胞分裂を繰り返します。
すると遺伝情報は誤った形で書き替えられてしまい、細胞の突然変異により皮膚がんが発症します。
日焼けは美容の大敵だけではありません!
3.日焼け後の対処法!早ければ早いほどイイ!!タイムリミットは72h
日焼けして放置はNGです!!!すぐにケアをして頂く事が大事です。
ケアをするタイムリミットは72時間がカギと言われています。
72時間以上放っておくと、肌にシミやソバカス等が発生してしまうからです。
これは紫外線の中に含まれているUV-8によって引き起こされる色素沈着になります。
美肌を維持するならば、72時間以内のアフターケアが鉄則です。
まずは冷やす!!!
例えば、海や川でうっかり日焼けをした時は、帰り道の時点で氷や保冷材で冷やしておくのが理想
お家に帰ったら、まずは冷水orぬるま湯で優しく、メイクや日焼け止めを洗い流して冷たく冷えたシートマスクなどでクールダウン!!!
Dr.selectのタラソジェルは日焼け後のお肌の鎮静にとても良い働きをしてくれます!
タラソジェルは、海のミネラルがたくさん配合されているので、日焼けした際に飛んでしまった水分や栄養分を一気に補給してくれます。さらに鎮静効果も強いので、改善がとても速いです!
ちなみに、冷えピタや湿布はNGです!!!
シートを貼ることで皮膚も引っ張ってしまい傷つける可能性や、密閉状態になり外気に触れなくなるので日焼けを悪化させてしまう可能性もあります。
4.日焼け後の肌トラブル「毛穴の開き」「皮のめくれ」「シミの増加」を解決させるには
日焼け後の肌トラブルの1つでもある「毛穴の開き」の改善には保湿が大切です。
紫外線を浴びると、肌の奥にある真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが破壊されます。
このコラーゲンやエラスチンが破壊されると、肌がたるんでしまって毛穴がどんどん目立っていってしまうのです。
乾燥も毛穴の開きに大いに関わってきます。
肌にはバリア機能というものがあり、外部の刺激から肌を守ってくれる効果がありますが、乾燥するとこのバリア機能が低下して皮脂が必要以上に分泌されてしまいます。
日焼けによる皮のめくれは、日焼けにより皮膚の細胞が死んでしまうことで起こります。
自然にむけたところは下に新たな皮膚が再生されたところであり、まだむけていないところは形成中の段階なので、無理やり剥くのは絶対にしてはいけません!
スキンケアをしっかりして、体内に取り込む水分もたっぷり摂取してくださいね。
肌のターンオーバー周期の乱れが起きているので、最低でも1か月は、皮むけ後のお肌を労わって、保湿&UV対策の強化をすることが重要です。
シミの増加の改善については紫外線対策が非常に重要です。
夏は、紫外線からお肌を守ろうとメラニンが増加するため、シミが濃くなりやすい季節です。
そのため、薄いシミも色濃くなりシミが増えたように感じることもあります。
秋になり、紫外線が減少するとともに薄くなることも多いですが、ターンオーバーの乱れなどが原因で、色が濃いまま残ってしまうこともあります…
これを防ぐには下記の方法があります。
・メラニンを増加させないための紫外線対策
・過剰なメラニンの育成を防ぐビタミンCをコスメや食事で摂取
・肌のターンオーバーを促すビタミンAを食事で摂取
・メラニンとターンオーバーの乱れに関係の深いストレスの緩和
詳細については次にご説明します。
5.日頃から実践!!!オススメの日焼け防止方法
日焼け防止方法についてまず挙げられるのが、日焼け止めクリームを塗る事だと思います。
SPFもPAも数値が高いものを選んでおけば安心!!!と思うかもしれませんが、それはNGです。
日焼け止め選びで大切なのは「どのくらいの時間、紫外線を浴びることになるか」で使い分けないといけません。
数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に余計な負担がかかり、肌トラブルを引き起こしたり、老化を招く事になります。
外出先では、日焼け止めを携帯して、数時間おきに塗り直してください。紫外線が強い日、汗をかく時などは、こまめに塗り直しを。
朝、日焼け止めを塗るのは外出の15?20分前がベスト。少し時間を置いてからお出かけしたほうが効果が高まります。
食材を摂る事で紫外線から守ることも友好的な方法です。
【トマト】
トマトに入ってるリコピンはカロテノイド色素で、この色素は太陽から果物を守るために含んでいます。
なのでカロテノイドを多く含んだ野菜を摂取することで、紫外線に強いお肌になります。
【ブロッコリー】
日焼けした肌を修復する作用があるβカロチンが豊富です。
緑の野菜の多くは葉酸やビタミンA、C、Eを含んでいます。
特にブロッコリースプラウトには皮膚がん予防に効果がある、スルフォラファンが多く含まれています。
【魚】
鮭やニシン、サバ、マスやイワシなどの冷水魚には日光から肌を守る効果のあるオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
【アーモンド】
アーモンドはビタミンEを最も多く含んでます。
毎日20粒のアーモンドを食べると、日焼けしにくくなるという結果が明らかになっています。
アーモンドは紫外線ダメージから皮膚を守ってくれるケルセチンというフラボノイドが大量に含まれているそうです。
紫外線が強い日々が続きますが、紫外線はお肌のトラブルの元凶の1つです。
この時期にしっかりケアする事が5年後、10年後、20年後のお肌を良い状態にしていく上で大切な事です。
今からでもしっかりケアをしていきましょうね!