大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

40代から50代のホルモンバランスによる体とお肌の変化

女性は月に一度生理がきます。これは妊娠をして新しい生命を誕生させるだけでなく女性の心身を健康に保つためにとても大事な現象であります。

それには女性ホルモンが関わっています。
そのホルモンの量は年齢とともに減少します。
その時期は平均で40代前後に現れてきます。
現象すると、体やお肌に影響がでてきます。

特に更年期と言われる(個人差はありますが)45歳から50代が特に変化が大きいといわれています。
女性ホルモンが急激に減少する時期。
1年以上月経が来ない”閉経“を挟んだ前後10年間をさします。

  • 主にどんな症状がでるのか?!
  • 女性ホルモン「プロゲステロン」「エストロゲン」
  • ホルモンバランスの乱れによるお肌の変化
  • ホルモンバランスの乱れを整える食事とは

1.主にどんな症状がでるのか?!

更年期に入るとエストロゲンの減少に伴い生理周期が約3日、多い人で1週間と周期が乱れてきます。これが更年期の始まりのサインです。
物忘れもエストロゲン減少に伴って起こりやすくなり、子宮内膜症や子宮筋腫も発症しやすくなる。自律神経が乱れやすくなるのも特徴です。

更年期に入ると下記の症状が出だしてきます。

  • 疲れやすい、視力の低下、腰の痛み、不眠、不安、イライラ、めまい、頭痛、うつ
  • 月経周期短縮、月経量減少
  • 発汗、ほてり、のぼせ
  • 膣炎、尿失禁

2.女性ホルモン「プロゲステロン」「エストロゲン」

女性ホルモンには”エストロゲン“と”プロゲステロン“の2種類があります。

これらは共に働いて毎月の月経をおこしています。

  • エストロゲン→骨や血管を守るなどの働きがある。子宮内膜を厚くする。乳房を大きくするなど女性らしさを維持するホルモン。

女性は年齢とともに体が変化します。
誰もが体験する一定の期間、上手くこの期間を乗り越えていくためには、体を動かし、新陳代謝を促しましょう。
リラックスできる時間や趣味の時間など自分のために時間を使いましょう。

更年期、不安に思うかもしれませんが、更年期の症状は健康だからこそ起きます。
この時にもとの状態に戻そうとするのではなく“どのように順応していくべきか”とかんがえるようにしましょう。
上手く婦人科と付き合っていくのもいいですね。

3.ホルモンバランスの乱れによるお肌の変化

お肌も女性ホルモンが減少するためハリ(弾力)ツヤ(皮脂)が失われていきます。

エストロゲンは肌のうるおいを守り、真皮のコラーゲンを増やす働きがあります。
プロゲステロンは皮脂の分泌を促進する働きがあります。

28日周期といわれているターンオーバーも加齢により長期化するため、シミなども現れ肝斑もこのころにでてきます。

老化は自然の流れです。それを少しでも遅くするために重要なのが保湿とUV対策です

ハリにはビタミンC配合のスキンケア商品を使うのも効果的ですが、筋肉もおちてくるため、たるみもでてきます。
顔の筋肉をとらえたマッサージも有効です。

普段のスキンケアも今以上にやらなくては!!と考えてしまうと思いますが、スキンケアを過剰に行うのもよくありません
逆に乾燥を招いたり、しわ、シミ等を引き起こす原因にもなります。

女性ホルモンの減少でお肌のうるおいや、ハリは徐々に減っていきますが、その速度を遅らせるためになにができるでしょう!?

まずはお顔や体の循環をよくし、温めることを習慣にしましょう。

しっかり毎日お風呂で入浴するのも大事です。
それに加えて時々、お顔のリンパマッサージもおすすめです。
老廃物がたまると、顔がむくんだり、くすんだり、綺麗な血液が行き届かないので、細胞も活性されず老化が進んでいきますので、痛気持ちいい程度でマッサージを行ってみましょう。
お顔のマッサージについてはこちらのブログもご覧くださいませ。たった3分で小顔を実現☆メイク前のお顔のマッサージ

4.ホルモンバランスの乱れを整える食事とは

次は食事についてですが、美肌つくりにかかせない食材は以下の通りです。

・“牛肉“(赤身)
タンパク質、ミネラル、亜鉛、などのミネラル、ビタミン類をバランスよく含んでいる

・大豆
大豆は女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをしてくれます。エストロゲンの分泌が少なくなってくる更年期に積極的に摂りましょう。

・ナッツ類
ナッツ類は植物性タンパク質、ミネラル類も豊富です。
アーモンドはアンチエイジング効果があるビタミンEも含まれています。
ミネラルは肌や髪に栄養を届けてくれる役割があります。
一日25gを目安に摂取するとベストです。

体やお肌のつくりや状態の違いは人それぞれです、
自分の今の状態を“客観的”に観察し、必要なものは何かを考え、無理のない程度に続けてみてください。