- 2025.09.12
- アロマ
「どうすれば若さと健康を長く保てるのか?」
- 執筆
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ANDONA
ANDONAは2005年に誕生した深リンパアロマセラピーのショップです。スクールレッスンなども行っております。ANDONA BLOGでは私たちの経験や知識などに関するコスメ・スキンケア・美容などに関するお役立ち情報を配信しております。
誰もが気になるテーマですよね。
「若さと健康を維持する方法」は古くからのテーマですが、医学・栄養学・細胞生物学・心理学など多方面から研究が進んでいて、現時点で科学的に分かっていることも増えています。
実は、特別な裏ワザよりも、毎日の生活習慣こそがいちばんのアンチエイジングになることが、最近の研究でも分かってきています。
- 細胞レベルでの若さ
- 食事と栄養
- 運動・生活習慣
- 心と脳
- 科学的に注目されていること・まだ研究段階のこと
- まとめ
1.細胞レベルでの若さ
まず大切なのは 細胞の元気。
私たちの体は60兆個の細胞でできていますが、そのエネルギーを生み出しているのがミトコンドリア。ここがしっかり働いていると代謝が高まり、疲れにくく、肌もいきいきしてきます。
わかっていることは
DNAとテロメア:染色体の末端にあるテロメアが短くなると老化が進む。
ミトコンドリア機能:エネルギー工場であるミトコンドリアの活性が落ちると疲労や老化が進む。
炎症と酸化ストレス:慢性的な炎症や活性酸素の蓄積が老化の大きな原因。
オートファジー:不要な細胞成分を掃除する仕組み。これが働くと細胞が若返る。
- DNAとテロメア
- ミトコンドリア
- 炎症と酸化ストレス
- オートファジー
という事。ではこれらの細胞さんたちが機嫌よく働いて、私たちを若く元気に保ってくれるために、私たちができることは?
2.食事・栄養
まず 食事に氣を配る。
精製された砂糖や小麦よりも、お米や野菜を中心に。色とりどりの野菜や果物に含まれる抗酸化成分は、体のサビを防いでくれます。青魚やナッツなどの良質な油も炎症を抑えてくれる大切な味方です。
- 糖質の質と量を整える
- タンパク質をしっかり摂る
- 抗酸化物質を取り入れる
- オメガ3脂肪酸
- 断食・カロリー制限(適度に)
糖質の質と量を整える
過剰な糖は「糖化(AGEs)」を引き起こし、肌や血管を老化させる。
精製糖や小麦粉中心より、米粉や雑穀、野菜を中心にを心掛ける。粗食のススメ。
タンパク質をしっかり摂る
筋肉・ホルモン・免疫に必須。加齢で不足しやすい。
魚、大豆、卵、赤身肉などをバランスよく。筋肉の痩せや減りに氣を付ける。
抗酸化物質を取り入れる
ビタミンC・E、ポリフェノール、カロテノイド。
緑黄色野菜、ベリー類、抹茶、オリーブオイルなど。
オメガ3脂肪酸には炎症を抑える効果が。青魚、亜麻仁油、チアシードなど。
断食・カロリー制限(適度に)することで、軽い断食や食間をあけることでオートファジーが活性化される。
3.運動
筋肉を維持することが最重要
加齢によって細胞が減っていくということは、全身の筋肉量減少と、それに伴う筋力低下、身体機能の低下を指します。p>
有酸素運動
心肺機能を維持、血管を若く保つ。
筋トレ
筋トレは筋肉を維持するのに必要な成長ホルモン分泌、代謝アップ、姿勢維持を叶えてくれる。
柔軟性や・バランス感覚は
転倒予防、そしてリンパや血流の改善に。
- 有酸素運動
- 筋トレ
- 柔軟性の維持
運動する時間がないという方をよく耳にしますが、
しかもリンパマッサージの良いところは、同時にリラックスを得れると言う点です。
4.休養と生活習慣
深い眠りの間に成長ホルモンが分泌され、細胞は修復されます。
ストレスをため込まないことも免疫力を守る秘訣。瞑想や呼吸法、そして“よく笑うこと”は、脳も腸も元気にしてくれます。
- 睡眠
- ストレス管理
- 太陽光
- 禁煙・節酒
睡眠
深い睡眠時に成長ホルモン分泌→細胞修復。寝ている時にしか細胞が修復されないんです。
脳内のいらない情報なども寝ているときだけ掃除ができます。
ストレス管理
慢性的ストレスは副腎疲労・免疫低下につながる。
太陽光
朝の光を浴びて体内時計をリセット。ビタミンDも生成。
禁煙・節酒
酸化ストレスと炎症を防ぐ。
上記はどれも自律神経に関わる問題にもなってきます。
5.心と脳
朝起きたての時間や、お風呂の中、夜眠る前などリラックスした状態で瞑想や呼吸法を意識することは、自分を意識すること。自分に手を、時間をかけてあげるという事。
そして“よく笑うこと”は、脳も腸も元気にしてくれます。
学びや新しい経験
脳の神経可塑性を保つ。
人間関係や笑い
オキシトシンやセロトニンが分泌され、免疫力アップ。
マインドフルネス・瞑想
ストレス軽減、テロメア維持に関連。
- 新しい体験や経験
- 人間関係・笑う事
- マインドフルネス
今、研究が進んでいる分野としては「幹細胞」や「腸内細菌」「赤色光での細胞活性化」などもありますが、基本となるのはやっぱり日々の暮らし。
これらの積み重ねが、テロメア(染色体の若さを守る部分)やミトコンドリアを元気に保ち、自然な若さと健康を支えてくれるのです。
6.今、科学的に注目されていること、まだ広く知られていないけど、研究されていること。
腸内細菌叢の研究が進み、特定の菌(アッカーマンシアなど)が若さ維持と関係していることがわかってきていたり、まだ医学では認められていないけれど、ソマチッドの研究もされています。
ソマチッドとはミトコンドリアや細胞よりも小さい超微笑粒子で、それが生命体なのかも不明ですが、私たちの血液中に存在し、「体の環境を反映する微小粒子」として注目する研究がされています。
他にも光療法(赤色光・近赤外線)でミトコンドリアを活性化させる「光バイオモジュレーション」の研究がされていたり、今までは老化と共に減少するだけだと思われていた幹細胞を増やすことができる研究や、
エピジェネティクス(遺伝子のオンオフ制御)と言って、食事や運動、瞑想が遺伝子発現に影響することが証明されつつあります。
まとめ
若さと健康を維持する鍵は「細胞のエネルギーを高め、炎症を抑え、修復力を保つ」こと。
基本は 食事・運動・睡眠・心の安定と言った、日々の努力や習慣が一番大事。
科学的には ミトコンドリア活性、テロメアの保護、腸内環境 が最重要。
研究中の分野(幹細胞、光療法、腸内細菌の特定菌など)にも希望がある。
「昨日より今日を少し整える」ことが、未来の自分を輝かせる秘訣だと言うことがわかりました♪
ANDONAでのリンパケアと合わせて、ぜひ毎日の暮らしの中にも取り入れてみてくださいね!!