- 2019.04.12
- アロマ
アロマテラピーで使用される精油とは一体何か?
本日は「精油」についてご紹介します。
精油とは植物や花、果実から抽出した液体です。
一般的に知られている「アロマテラピー」とはこの精油を使用した芳香療法の事を言います。このアロマテラピーを活用することで香りをかぐだけではなく、香りの成分が心身ともに良い影響を与えてくれます。
- 精油とは
- 精油の使い方とは
- 自分だけのオリジナルブレンドでルームスプレーを作ってみる
1.精油とは
精油とは植物や花、果実から抽出した液体です。
採取方法にも種類があり、下記のパターンがあります。
・水蒸気蒸留法(主に花や草から抽出される精油)
・圧搾法(果実から抽出される精油)
・揮発性有機溶剤抽出法が主に一般的です。
精油は大量の植物か芳香物質だけを取り出しており、植物の成分が凝縮されております。
1滴(0.05ml)だけでも心身に働きかける効果はすごいです。
- 蒸留釜に植物を入れ、水蒸気を充てることにより 植物や花の芳香成分を蒸発させて採取したりする水蒸気蒸留法
- 果皮に圧力を加えて搾り取る圧搾法
- 植物や樹脂に石油エーテルやヘキサンといった揮発性有機溶剤を加えて 芳香成分を溶かして抽出する揮発性有機溶剤抽出法
最後の揮発性有機溶剤抽出法ですが、これは精油の取れる量が非常に少ない花や水蒸気蒸留法や圧搾法で取る事が難しい樹脂などに使用される事が多いです。
石油系の溶剤を使用しているため、揮発性有機溶剤抽出法で採れた精油は皮膚刺激を引き起こす可能性があるため、あまりボディやフェイシャルのトリートメントに使用する事はおすすめできません。)
2.精油の使い方
精油はボディやフェイシャルトリートメント以外にも使用用途が多々ございます。
- 芳香浴
- 沐浴
- オリジナルルームスプレーを作ってみる
アロマテラピーを簡単に楽しむならば芳香浴が一番です。
マグカップの中に入れたお湯やティッシュやマスクに精油を数滴垂らして香りを楽しむだけで気分転換にもつながります。
風邪や花粉症で辛い時はローズマリーやペパーミント、ユーカリの香りをティッシュやマスクに垂らしてみてください。
お風呂にお好みの精油を1~5滴入れてリラックスするのもオススメです♪
(グレープフルーツやペパーミントは皮膚刺激があるので1滴程度にして頂いた方が良いです)
天然塩を大匙2杯ほど入れると、精油の変質も防ぐことが出来、お風呂がまろやかになり、身体も温まりやすくなります。
3.自分だけのオリジナルブレンドスプレーを作ってみる
昨今はオーガニック原料やナチュラルな素材で作られたボディスプレーやボディクリームが市場に出回っていますが、自分の好みの香りでオリジナルのブレンドスプレーを作ってみるのもおすすめです。
ハンカチに吹きかけても良いし、お掃除のアイテムとして使用するのもおすすめです。
作り方は以下の2つの材料を混ぜ合わせて1日置くだけです。
すぐに使用しても良いですが、作った直後はエタノールの香りがまだ強く、精油の香りが際立たないので、精油の香りを楽しまれたい方は1日ほど置いていただく事をおすすめします。
- 無水エタノール30ml(または無水エタノール10ml&精製水20ml)
- お気に入りの精油を合計6滴(1種類を6滴、または2,3種類の精油を混ぜても良いです。)
アロマテラピーと聞くと難しいイメージがあったり、気になっているけれどなかなか手が出せない・何から手を付けたらよいかわからない人もいらっしゃると思います。
そのようなときは気になる香りを店頭で嗅いでみて選ばれるのも1つの方法です。
今回は精油を今まで使用した事がない人向けに記事を書きましたが、
このブログで少しでも精油の事について知ってもらえたら嬉しいです♪♪