- 2020.01.27
- スキンケア
ニキビ肌の正しい洗顔方法とスキンケア
何度も繰り返すニキビ、とっても厄介ですよね。ずっと悩んでいる方も多いと思います。
ニキビの種類は思春期ニキビと大人ニキビと2パターンにわかれます。
それぞれの違いと正しい洗顔方法とスキンケアについてご説明します。
- 思春期ニキビ
- 大人ニキビ
- ニキビ肌のための洗顔方法
1.思春期ニキビ
思春期ニキビは、皮脂の分泌が盛んになり、毛穴に詰まることで炎症を起こしてしまうためにできるもの。
成長に伴うホルモンバランスの変化が主な原因で、バランスが整ってくると自然と落ち着いてきます。
ここで注意したいのは、思春期ニキビで悩まれている方はケア方法を誤ると大人になってからもニキビ肌に悩まされることになります。
25歳以降でニキビ肌で悩まれている方は思春期に間違ったケアをされていた方が多い気がします。
下記のやり方をしている方は今すぐストップしてくださいね。
- ニキビをつぶす
- 皮脂が気になるので常に洗顔している
- ピーリングをしている
- 消毒液などで顔をふいている
まず、ニキビをつぶすと真皮層にまでダメージを与えてしまいクレーターや痕として残ってしまいます。
クレーターになってしまうと改善までに時間がかかってしまいます。
過剰な洗顔やピーリングや消毒液でのふき取りも皮脂のバランスを思いっきり崩してしまうので、余計に皮脂を分泌させ、ニキビを悪化させてしまいます。
2.大人ニキビ
一方、大人ニキビの原因は、ストレスや月経周期によるホルモンバランスの影響、バリア機能の低下、皮膚への刺激、油分や糖分の多い食生活などが挙げられます。
大人になると、仕事や家事、子育てと、いろいろなストレスに日々対応する必要が出てきますよね。
大人ニキビは、内面と外面の様々な問題が複雑に絡み合ってできるので、何度も繰り返したり、なかなか治らなかったり、とても厄介者。
ストレスや不規則な生活による自律神経やホルモンバランスの乱れ…。常日頃から気をつけたいですが、忙しい毎日の中では、なかなか難しいですよね。
ホルモンバランスの変化により、新しい肌に生まれ変わるターンオーバーの周期も乱れ、悪循環に陥ってしまいます。
お顔はメイクやメイク直し、紫外線、乾燥、気温差など、常に様々な外部刺激に晒された状態です。何度も刺激を加えられることで、ニキビはできやすくなってしまいます。
これは大人ニキビだけでなく、思春期ニキビにも該当します。
3.ニキビ肌のための洗顔方法
まずは毎日の洗顔方法を見直すことで、ニキビを改善することができます。
正しく丁寧に洗顔をすることで、ニキビが治るスピードを早めながら新たな発生を予防することもできます。
まずは手を洗って清潔にし、32℃くらいのぬるま湯で顔を30回以上すすぎます。
ただ表面を濡らすのではなく、表面の汚れを落とすことで肌が柔らかくなり、洗顔料で洗った時に汚れや余分な皮脂が落ちやすくなります。
メイクを落とすクレンジング剤は、オイルタイプ以外のものを選びましょう。
オイルタイプは、メイクに馴染みやすく落ちやすいですが、お肌にとって必要な皮脂やバリア機能までこそぎ落としてしまします。
すると、より乾燥し、バリア機能が低下した刺激に弱い敏感な状態になってしまいます。
洗顔は泡立てネットできめ細かい泡を作ることで皮脂の汚れを吸着し、摩擦による刺激を与えずに洗顔することができます。
手で洗うのではなく泡で洗うことを意識して、ふんわりたっぷり泡を作りましょう。
忙しい時や疲れているときでも、なるべくゴシゴシ洗う洗顔はしないで、空気をたくさん含んだきめ細やかな泡で、優しく包み込むように洗うようにしましょう。
それだけでお肌も喜びますよ。
額の生え際やフェイスラインなどにニキビができやすい人は、洗顔料を流しきれていない可能性があります。
30回以上丁寧にすすいで、洗い残しを防ぎましょう。
すすぐ際は、シャワーでは水圧が強すぎてお肌に刺激を与えてしまいます。
シャワーではなく、洗面器にぬるま湯を溜めて優しくすすぎましょう!
ニキビが気になるからといって、何度も洗顔を繰り返してしまうと、逆に肌に負担をかけてしまいます。
洗顔の回数を増やすと、お肌をバリアしてくれる必要な皮脂まで洗い流されてしまい、乾燥やバリア機能の低下につながってしまうのです。このタグでくくるとマーカーがかかります。
夜の洗顔を丁寧に行い、朝はぬるま湯ですすぐだけにし、一日に何度も洗顔しないようにしましょう。
実は、寝ている間にお肌を守るための成分が分泌されています。
それを洗顔料で洗い流してしまうのは勿体ないです。
朝は余分な皮脂だけを優しくすすいで落としましょう。
洗顔後は、すぐさま丁寧にしっかり保湿することが大切です!
また、どんなに丁寧なスキンケアをしても刺激の強いスキンケアアイテムを使っていては台無しです。
合成香料、着色料、鉱物油などが入っていない低刺激なものを選びましょう。
リラックスしながらお手入れをするのもポイントの一つ。
腹式呼吸をしながらのお手入れもおすすめです。
ゆっくりと心地良さを感じながらお手入れすることでお肌にも心にも良い影響を与えることができます。
お手入れのテンポは脈拍と同じくらいがおすすめです。
4.ニキビ肌のためのスキンケアアイテム
スキンケアアイテムは、なるべく同じシリーズのものをライン使いしましょう。
そのアイテムの効果がより出やすくなるように考えられてライン展開されています。
スキンケアの基本的な順番は、化粧水→美容液(または乳液)→乳液(または美容液)→クリーム です。
そのシリーズにより少しずつ変わりますので、使用前に確認しましょう。
ニキビでお悩みの方の中には、ベタつくのが苦手でクリームを使わない方もいらっしゃいます。
しかし、美容成分をしっかり定着させ、乾燥や刺激からお肌を守るために、クリームで蓋をすることはとても大切です!
ベタつきや重い感じが苦手でも、サッパリした軽いタイプのものを選んで、お肌を保護しましょう。
日頃からきっちりケアしていてもニキビができてしまうこともあります。
そんな時、一刻も早く治したいですよね。
ニキビを治すのに一番やってはいけないこと…それは自分で潰してしまうこと!!
気になって潰したり、触ったりしていると、そこから雑菌が入って炎症を起こして膿んだり、傷になって痕が残って消えなくなってしまいます。
絶対に潰したり触ったりしないようにしましょう!!
厄介な繰り返すニキビを改善して更にキレイになるために、正しい洗顔とスキンケアを行い、生活習慣や食生活を見直しましょう♪