- 2023.06.10
- ボディケア
ウォーキングで若返ろう
皆さんは、筋肉の中で作られる若返りホルモンがあるのをご存じですか?それはサイトカイン10と呼ばれています。このホルモンは、最高心拍数の65%に達する適度な有酸素運動を行うことにより分泌が始まります。これはやや早足のウォーキングだけで可能なのです。
- 筋肉の中で若返りホルモンが作られる!
- やや早足のウォーキングだけでOK!
1.ウォーキングで女性ホルモンが分泌される
サイトカイン10の分泌が順調だと、女性ホルモンの分泌もさかんになります。つまりより女性らしくなれるわけで、20代、30代はもちろん、更年期を迎えた女性には嬉しい情報ですね。サイトカイン10をたっぷりと引き出すために、週4回以上を目標にウォーキングをしましょう。ウォーキングを開始して10~15分後には、サイトカイン10の分泌が始まります。そのまま45分~1時間ウォーキングを続ければ1日のサイトカイン10の分泌量は十分な量に達し、歩き終えたあとも、サイトカイン10は約4時間にわたって血中に残り、全身各部の機能を活性化します。
- 週4回以上を目標にウォーキングを
- 歩き終えたあともサイトカイン10は血中に残る
2.「歩く」行為は人間にとって欠かせないもの
そもそも人間は歩くことで脳を発達させ進化してきたのですから、「歩く」という行為は人間にとって欠かせないものなのです。逆に「歩かない」ことは、美と健康に大きな悪影響を与えているのです。疲れやすい体も、歩かないことが原因となっている場合が多いのです。
また、ウォーキングは現代人が陥りがちなストレスまみれの状態にならないようにするためにも、とても効果的なよい方法です。歩くと脳に刺激がダイレクトに伝わり、著しく活性化されて「快」のモードに切り替わります。脳が「快」であれば、不快な感情や思考が長引くことはありません。なぜか不思議と心が軽くなり、鬱々とした気分も晴れ上がっていきます。人間はもともと、歩きながらくよくよ悩み続けることはできないようになっているからです。ウォーキングをすることで、自律神経系の働きもきわめてよくなりますから、更年期の不快な症状に悩んでいる女性はとくに、つとめて歩くように心がければ、自律神経が快調になり、ホルモンバランスの乱れも改善されます。そしてウォーキングは、バストアップ、ヒップアップにもつながります。さらにふくらはぎの「腓腹筋」「ヒラメ筋」がバランスよく鍛えられ、むくみのないラインが美しく整った美脚が作られます。脳を活性化するホルモンが分泌され、頭が冴えて学習機能も向上します。
- 歩くと脳が「快」のモードに
- ホルモンバランスの乱れも改善
- バストアップ、ヒップアップにも
3.脳と体にとてもよいその他のホルモン
また、ウォーキングにより、サイトカイン10だけでなく、脳と体にとてもよい効果を及ぼす快楽系ホルモンが3種類出揃います。それはベータエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンです。これらのホルモンの相乗効果で、細胞の老化に歯止めをかける、お肌が潤ってツヤぽくなる、お肌の透明感が増す、などが現れます。希望やときめきが沸いて目がイキイキと輝いてきます。はつらつとして温かみのある、人の心を和ませる素敵な表情になっていくことができます。つまりウォーキングは「美人」を作るのです!
ウォーキングは、誰もが毎日自然に行っているエクササイズです。いつでもどこでもすぐに実行でき、お金もかからず自分の好きな時間帯に好きなだけ持続することができます。このウォーキングのパワーに気づいて活用していくか否かが、これからのあなたの人生を大きく分けていくことになるといってもおおげさではないですよ (^-^)
- ホルモンの相乗効果で細胞の老化に歯止め
- ウォーキングは美人を作る