- 2019.11.06
- スキンケア
秋は肌トラブルが急増!?原因と対策法について
気温も下がり、秋を感じる日が増えてきました。
それにより、朝夕の寒暖差、空気の乾燥……も感じられることも増えていると思います。
秋は肌トラブルが出やすい時期と言われています。
この時期にしっかりスキンケアをすることでこれから迎える寒い冬も肌トラブルを防ぐことができます。
1.秋に肌トラブルが出てくる理由は何故?
秋の肌トラブルは夏のダメージが原因と言われています。
初夏から晩夏にかけて浴び続けてきた強い紫外線、日焼け止めの塗布、エアコンによる乾燥、発汗に伴う乾燥など、複合的要因が引き起こす肌老化や肌トラブルは、秋に急増すると言われています。
つまり5月〜8月に受けた肌へのダメージが皮膚深層に蓄積され、ターンオーバーの日数から考えて、9〜10月に表面化してくることが多いです。
また、昨今は温暖化や気候変動の影響で、10~11月に表面化するケースも出ています。
また、外的要因だけではなく、朝夕の気温差や気候変動に伴い、自律神経も乱れやすい時期です。
自律神経の乱れはホルモンバランスの崩れも併発します。
そのうえ秋は、こうしたことからも秋は肌トラブルが発生しやすいといわれています。
2.今の自分の肌はどんな状態?
シミやシワが出だしたり、かゆみが出ていたり、乾燥を感じられている方は、肌のSOSのサインです。
しっかりケアをして、肌にとっては過酷な環境を迎える冬に備えましょう。
3.美肌の基本クレンジング方法について
季節の変わり目や不規則な生活、ストレスなどで肌が敏感に傾いていると、普段より毛穴が開いて目立ってしまうこともあります。
洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシこすったり、スペシャルケアで無理やり毛穴の詰まりを取ろうとすると、肌トラブルが悪化する場合があります。
ぬるま湯で丁寧で優しい洗顔を心がけ、十分な保湿ケアで肌の状態を整えることが先決です。
シャワーの水流を直接肌に当てていたり、 冷水で引き締めながらすすぐと逆に肌にストレスを与えてしまうやり方になります。
特に冷水のみですすぐと、皮脂汚れが落ちにくいだけでなく、毛穴が締まってしまうため、その後の化粧水などが肌に行き渡りにくくなる原因となってしまいます。
気をつけるべきポイントは次の3つです。
- 吸い付くような濃密な泡→泡のクッションで摩擦を防ぐため、しっかりと泡立てることが大切。目安は手を逆さにしても落ちないくらいの泡です。
- 肌が動かないやさしい力加減で洗うこと
- すすぎは30〜34度のぬるま湯でやさしくすすぐ。
ニキビや吹き出物もクレンジングを見直すことで改善できます。
ニキビと聞くと「しっかり皮脂を洗い流す」ことが大事とイメージするかもしれませんが、洗いすぎは逆にニキビを悪化させます。
しっかり寝る前にメイクを肌に優しい力加減とぬるま湯で落としてください。
4.保湿をしっかり!化粧水と美容液とクリームの付け方について
秋に実践してほしい“肌ケア”の一番のポイントは、肌の「保湿機能」や「バリア機能」を「正常な状態に戻す」ことになります。
クレンジングの後は化粧水&美容液&乳液またはクリームでしっかり肌に必要な栄養素を与えてふたをすることでお肌の保湿機能やバリア機能を正常な状態に戻すことができます。
使用するスキンケアアイテムですが、バリア機能が弱っているときは低刺激のものを使うことをオススメします。
お肌に刺激が強いパラベンフリー、フェノキシエタノール、グリコール酸、サリチル酸、エタノールが入っているものは使用を控えたほうが良いです。
お肌の表皮層の中にあり、保湿のバランスを保っているNMF(天然保湿因子)やお肌の細胞同士や水分をつなぎ合わせている成分「セラミド」配合のスキンケアアイテムの使用もオススメです。
この2種の成分は肌を外部刺激から守るバリア機能にかかわっているからです。
秋は紫外線の飛散量もまだまだ多く、油断できない時期です。
今のうちにしっかりスキンケアをして、寒い冬の肌トラブルの予防に努めましょう!