大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

保湿でうるツヤ美肌のポイントは角質ケア

冬へと季節が移り変わっていくこの時季。
カラダやお肌はバランスを崩しやすく、トラブルが出やすいタイミングです。

気温や湿度が下がると、空気が乾燥し、お肌がカサカサしたり、赤く炎症したり…
お肌をしっかりと保湿が大切です。

  • 「きちんと保湿する」には欠かせない角質ケア
  • 角質ケアってどうするの?

1.「きちんと保湿する」には欠かせない角質ケア

〈角質層って?〉
皮膚の表面を構成している「角質層」。
皮膚組織のターンオーバーにより、一番外側となったとき「死んだ細胞(=角質)」となり、層をつくります。
角質は、ターンオーバーが正常で、ぽろっと自分で剥がれ落ちることが理想的です。

しかし、一番外側にあるため、紫外線や乾燥(外的要因)の刺激を受けやすく、年齢やストレスによる内面的な要素にも大きく影響を受け、ターンオーバーのサイクルが狂うと、肌の表面に古い角質細胞が厚く積み重なってしまいます。

また、お肌のバリア機能や保湿機能という重要な役割を担っており、肌が乾燥するとその保護機能が察知し、大量に角質を作って、肌のバリアを作ろうとします。
厚い角質層は、化粧水などのスキンケア成分の浸透を阻害するため、「角質ケア」は美肌へのカギとなると言われています。

2.角質ケアってどうするの?

角質ケアとは、前述の角質層を「育み、維持する」ことが大切です。

まず、化粧水をたっぷり手にとり、手の温かさでゆっくりお肌に染み込ませるように、ハンドプレスがオススメ。
肌を温めると、細胞が元気になり、水分や栄養成分を深部に浸透させてくれるんです。

次に乳液や美容液をお肌に塗布しますが、角質細胞が「レンガ」だとすると、細胞間脂質は「レンガ」の間を埋める「セメント」の役割を担う組織です。
これが整うことにより、外部刺激の侵入や水分の過剰な蒸散を防ぎ、バリア機能も高まります。
乳液や美容液がこの役割をするアイテムです。

ピーリングなどの「剥がす」タイプのケアは、皮膚に大きな刺激となり、赤みや痒みの原因になることも。
あくまでも、角質層を整え、自分で正常なターンオーバーができるような力をつけるスキンケアがオススメです。


化粧水や美容液、クリームに配合されている栄養や水分が入りやすく、皮膚組織の深部まで浸透することができます。
これが保湿のチャンスです‼️

○ 化粧水をたっぷり手に取り、毛穴ひとつひとつから「水を飲む」イメージでお肌の上に塗布してみてください。
角質ケアがしっかりできていれば、「ぐびぐび飲む」ように、おもしろいくらいに肌の中に浸透していきます。


化粧水がたっぷり浸透すると、すぐに「モチモチ肌」を実感すると思います。
次は、乳液や美容液で化粧水にはない栄養成分をプラスします。

化粧水で水分補給、乳液や美容液で栄養補給ができたら、その成分が皮膚組織の中に浸透し、安定させる役割がクリームです。
また、毛穴から水分や皮脂の蒸発を防ぐ「蓋」の役割もあります。

  • 水分をたっぷり補給する!
  • 細胞間脂質を整える!
  • 元気な角質層が育ったら、あとは保湿するのみ!
  • 化粧水をたっぷり「入れ込む」
  • 乳液や美容液でさらに栄養をプラス
  • クリームで成分を安定させ、蓋をする

スキンケアで、「化粧水・乳液・美容液・クリーム」をライン使いすることって、ちゃんと役割があって、理にかなっているんです。
手軽に、カンタンに角質ケアして、たっぷり保湿して、ウルツヤ美肌をつくりましょう!!