- 2019.03.03
- ボディケア
乾燥肌かどうかを調べる方法と乾燥肌を改善する方法とは?
本格的に寒くなる12月から肌の乾燥を感じられる方が増えてきます。
3月になると気温も少しずつ上がりだしますが、まだまだ、寒暖差があり、お肌の調子も不安定になり、乾燥を感じてしまう方もいらっしゃいます。
今回は乾燥肌とは何故起こるか、どのような症状が起きてしまうか、乾燥肌をどのようにして改善するかをご案内します。
- 乾燥肌とは何故おこるか
- 乾燥肌の症状
- 乾燥肌の原因
- 乾燥肌の見分け方
- 乾燥肌を改善する方法
1.乾燥肌とは何故おこるか
何故、肌の乾燥を感じてしまうかというと、皮脂膜や角質細胞が乱れてしまう事で内部で保持されていた水分や油分が失われてしまっているからです。
下の画像は健康な肌と乾燥してしまった肌の比較ですが、乾燥してしまった肌は皮脂膜や角質細胞が乱れてしまっている状態です。
2.乾燥肌の症状
乾燥肌になってしまうと
軽いかゆみ、肌にツッパリ感、カサカサを感じる、洗顔後粉をふいたような状態が出てきます。
更に乾燥が進み脱水状態になると…
- 細かなシワが見える
- 毛穴の広がり
- 角質が固くなりゴワゴワした肌への悪化
を招いてしまいます。
本来お肌にとって必要な水分を溜め込む力が減ってしまうことにより、肌の水分・油分が不足してしまい、肌表面がカサカサに。
この状態が乾燥肌です。
もともと、私たちのお肌は、皮脂や天然保湿成分を皮脂腺から分泌して、自分の力で潤いを蓄える働きを持ってます。
しかし乾燥肌の場合は、様々な理由で、肌を潤わせる力が落ちてしまっています。
3.乾燥肌になる原因
では、乾燥肌になる原因とは一体何でしょう?
乾燥肌になる原因には大きく分けて3点あります。
- 過剰なスキンケア 洗いすぎや落としすぎ
- 生活習慣の乱れ お食事。入浴方法
- ホルモンバランスの乱れ 新陳代謝の低下など
中でも多いのが
1番の過剰なスキンケアや洗いすぎや落としすぎ(ピーリングのやりすぎ)です。
上記の3つの原因により「ターンオーバー」という肌の細胞を生まれ変わらせる周期が乱れてしまうことにより乾燥肌が引き起こされます。
乾燥肌が悪化してしまうと前述のとおり、細かなシワ、毛穴の広がり、ゴワゴワした肌への悪化を招いてしまいます。
この「ターンオーバー」についてですが、乾燥肌やアトピー肌の場合は正常な周期でもある28日よりも早い「14日」でターンオーバーが来てしまいます。
ターンオーバーが正常な周期でもある「28日」よりも早く来てしまうとお肌の中の細胞がきちんと育ちきらず、バリア機能をきちんと持っていないまま角質として上に出てきてしまい、小さく薄く、水分も保持しにくく、痛みを感じたり乾きやすい角質になってしまうことにつながります。
これが乾燥肌の原因です。
(※ターンオーバーですが、28日より遅くなってしまうと逆に肌の表面に無駄な角質が溜まってしまい、毛穴詰まりの原因に。シミ・シワが目立ったり、化粧水の成分が上手く入らない状態にもなります。
「28日」でターンオーバーが来る事が大切です☆)
4.乾燥肌の見分け方
ここまでは乾燥肌について、また乾燥肌を引き起こす原因について説明してきました。
次に「乾燥肌かどうか」を見分ける方法をお伝えします。
用意するのはティッシュ1枚です。
(2枚重ねのティッシュでしたら、1枚にしてください)ティッシュ1枚を、顔に押し付けます。
正面を向いてティッシュが落ちてしまうなら、乾燥肌です。
(鼻息で飛ばないように注意してくださいね(笑)
私は何回か飛ばしてしまいましたorz
そして、見事に乾燥肌でした( ;∀;))
- 下を向いたときに落たら = 普通肌です。
- 下を向いても落ちないなければ = 脂性肌です。
ぜひ、お悩みの方は試してみてください♪
5.乾燥肌を改善する方法
乾燥肌を改善するためには、水分量とお肌の温度を上げる事が大切です。
お肌の温度を上げるには、規則正しい生活が大切です☆
水分量についてですが、保湿成分のヒアルロン酸やセラミドを化粧水などで与える事も大切です。
ただ、この方法については対処療法になってしまうので、何度も乾燥を感じてしまっているならば、お肌の細胞の源でもある「幹細胞」の保水力が足りていない状況です。
その場合は幹細胞を元気にしてくれるスキンケアアイテムの導入を提案します。
幹細胞を元気にさせてあげると自ら、保湿成分を生み出してくれます。
つまり、根本的に肌質を変えて、乾燥肌や様々なトラブルを招かないことにつながります。
お肌がきちんとケアが出来ていると、気温差の激しい季節でも乾燥によるトラブル(かゆみや痛みなどの自覚症状からごわつきやくすみ)に悩まされる事は少なくなります!
今から少しずつでもケアをしていきましょうね(^^)/