大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

施術中に生じる体のむくみの改善方法

当店で施術を受けられたお客様の中には酷い体の浮腫みや浮腫みやすい体質の方もいらっしゃいます。
そのような自覚症状が出ている方は、施術時にうつぶせになられると、お顔や手足に浮腫みが生じるケースがあります。
セラピストとして、経験談と対処方法をお伝えいたします。

  • 施術時に浮腫みが生じる原因
  • 施術時の浮腫みを軽減するための対処方法

1.施術時に浮腫みが生じる原因

仰向けになられた時は浮腫みは生じませんが、うつぶせになった場合は浮腫みが生じやすくなるケースがあります。
これは、うつぶせになる事で、体の重力に影響を及ぼして、顔や手足に水分が溜まってしまうからです。
様々なお客様の施術をさせていただきましたが、以下のお客様に浮腫みが生じるケースが多かったです。

  • 飲酒が多い
  • 塩分が多い食事が好きでよく摂る
  • 運動習慣がない
  • ピルの服用

お酒は利尿作用があるので、浮腫まないと思われがちですが、これはお酒を飲むことで身体の水分が排出されて、水分不足になり浮腫みを引き起こしがちだからです。
また、お酒と一緒に塩分たっぷりの食事を摂っていることがひとつ。
さらに、お酒を飲んですぐに寝ると抗利尿ホルモンが出て、本来排出されるべきお酒の水分が体の中に溜め込まれることが考えられます。
飲酒は適量に留めることが好ましいですが、お酒を我慢してもむくみ解消の効果はありません。
また、水分を一緒に取る事で飲みすぎによるアルコール中毒を予防することにもなりますので、コップ一杯のお酒につき、お水2杯は飲んでおいたほうがいいでしょう。

塩分が多い食事を摂るときは、塩分を排出させる働きのあるカリウムが豊富な食材(大根や梅、ワカメ)が使用された料理を一緒に摂る事をお勧めします。
ピクルスや酢漬けなんて良いですね(^^)


最近はピル服用の女性が多くなってきました。
低用量ピルを飲み始めると体内のホルモンバランスが変化するため、一時的にむくんだり食欲が増したりする可能性があります。
特に、低用量ピルに含まれる女性ホルモン「卵胞ホルモン(エストロゲン)」には水分を溜めやすくする作用があるため、むくみやすくなります。
体を冷やさない事、ビタミンやミネラル、たんぱく質を積極的に摂取すること、マッサージや運動で筋肉を適度に動かすことで対策できます。

2.施術時の浮腫みを軽減するための対処方法

うつぶせになると体の重力が下になるので、できる限り、枕を高くしてお顔の重力が下にならないようにすること。手もベッドより下にならないように腰の横にかけて頂くと浮腫みにくくなります。
また、浮腫んだ場所は血液の循環をアップできる事でケアできるので、施術後温かい蒸しタオルをあてていただくことでも施術後の浮腫みを軽減できます。
ぜひお悩みの方は試してみてください。