大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

今日は「腎」のお話

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ANDONAは2005年に誕生した深リンパアロマセラピーのショップです。スクールレッスンなども行っております。ANDONA BLOGでは私たちの経験や知識などに関するコスメ・スキンケア・美容などに関するお役立ち情報を配信しております。

沈黙の臓器

どうして腎にこだわるかと言うと、「腎臓は沈黙の臓器」と言われ、人知れず悪くなっていくそうです。 しかも悪くなってしまったら元に戻らないということも。 怖いですよね。でも怖がるのではなく、腎臓を労わってあげる。


見えないから無いではなく、いつも頑張ってくれてありがとうと感謝するところから初めて欲しい。そんな思いでお伝えしたいと思います♪

1. 腎臓はなぜ大切?

腎臓は体の“浄水器”のような臓器です。血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排出し、体内環境を常にきれいに整えています。また、血圧のコントロール、赤血球を作るホルモンの分泌、骨の健康に必要なビタミンDの活性化にも関わり、私たちの生命を支える重要な役割を担っています。

2.腎臓が悪くなると?弱っている時のサインは?

腎臓の働きが落ちると、体内に毒素や水分が溜まりやすくなります。その結果、むくみ・高血圧・疲労感・食欲不振などの症状が出てきます。進行すると、心臓や血管にも負担がかかり、動脈硬化や心不全を引き起こすリスクも高まります。重度の場合は人工透析が必要になり、生活に大きな制限がかかります。

腎臓は“沈黙の臓器”とも呼ばれ、悪くなっても自覚症状が出にくいのが特徴です。足や顔のむくみ、慢性的なだるさ、頻尿や尿量の減少、血圧の上昇などがサインとして現れます。これらを「年齢のせい」と思わず、早めに体の声に耳を傾けることが予防につながります。

  • 足の浮腫み
  • 白髪
  • 高血圧
  • 耳の不調

3.腎臓が悪くなる原因は?

糖尿病による高血糖や、高血圧による血管へのダメージは腎臓に大きな負担をかけ、慢性腎臓病の最も多い原因です。

塩分過多は高血圧を招き、腎臓のろ過機能を傷つけます。タンパク質の過剰摂取も腎臓に負担をかけ、腎機能低下につながります。

鎮痛剤や抗生物質の長期使用、大量のアルコールは腎臓に負担を与え、腎障害を起こすことがあります。

水分が不足すると、血流が悪くなり腎臓に十分な血液が届かなくなります。これが続くと腎臓がダメージを受けやすくなります。

  • 生活習慣病
  • 塩分・タンパク質の摂りすぎ
  • 薬やアルコールの影響
  • 水分不足・水分過多
  • 感染症や遺伝的要因

4.腎機能は回復する?

冒頭でもお伝えしたように、実は一度低下した腎機能は、完全に元通りになることは少ないといわれています。しかし、生活習慣を見直すことで進行を遅らせたり、残された機能を守ることは可能です。つまり「早期発見・早期ケア」が腎臓を守る最大のポイントなのです。

5. 回復のための生活習慣

腎臓を守るには日々の生活が鍵になります。まずは減塩を心がけ、バランスの良い食事を摂ること。水分は多すぎても少なすぎても負担になるため、自分の体調に合った量を調整しましょう。質の良い睡眠やストレスを溜めない生活も大切。定期的な健康診断で腎機能を確認する習慣もおすすめです。

アロマとリンパのサポート

自然療法の中でも、アロマオイルとリンパマッサージは腎臓ケアの心強いサポートになります。

ジュニパーベリーやゼラニウムは体内の余分な水分や老廃物の排出を助けるとされ、むくみケアにも役立ちます。リンパマッサージは血流やリンパの流れを整え、腎臓への負担を軽減。さらに心身をリラックスさせ、自律神経のバランスを整えることも腎機能のサポートにつながります。

  • 睡眠
  • お風呂や、湯たんぽで体を温める
  • 冷たい飲み物よりも、暖かい飲み物を選ぶ
  • 深い呼吸を心掛ける
  • ストレスから自分を遠ざける

6. 健康を守るために

腎臓を守ることは、全身の健康を守ることにつながります。日々の食事や生活習慣に気を配ることに加え、リンパマッサージで体の巡りを整える習慣を取り入れてみてください。体の内側から不要なものを流し、軽やかな状態を保つことが、未来の健康資産になります。