大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

相性の良い香りのブレンドについて

今回、ご来店されたお客様の精油の好みがレモンユーカリとフランキンセンスという事だったので、ボディトリートメント時にこの2つの香りをブレンドしようと試みました。

  • お客様の自覚症状
  • レモンユーカリとはこんな精油です
  • フランキンセンスとはこんな精油です
  • 香りのグループ分けと相性について

1.お客様の自覚症状

以前から足のむくみやだるさを感じられ、ご来店された1週間前はお腹のハリを感じることがあり、立ったりしてつらさを緩和しようとされていました。
コースは深アロマボディトリートメント100分コースにお腹を流すオプションを追加されました。
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2.レモンユーカリとはこんな精油です

薬草系の香りですが、よく市場で出回っているユーカリよりツンとした香りが特徴です。忌避効果があるので、防虫効果のあるアロマスプレーの原料としてよく使用されます。
筋肉疲労を緩和させる成分も入っており、筋肉のコリやトレーニング後のメンテナンスとしてのトリートメント用にブレンドされることも多いです。

3.フランキンセンスとはこんな精油です

紀元前エジプトのころからお肌のケアにも使用されていた精油です。
樹脂系の中でもエキゾチックな香りですが、ふわりとした香り立ちなので、他の精油を引き立ててくれます。ベースノートなので、ブレンドしたアロマオイルの香りの保留材としてもおすすめです。
集中力を高める働きや、心を落ち着かせて冷静さをもたらしてくれます。自律神経のバランスを整え、抑うつ状態を改善してくれます。
去痰作用もあり、呼吸器系トラブルや関節痛や筋肉痛にも役立つ精油です。

4.香りのグループ分けと相性について

香りをブレンドするときは決まりはありませんが、画像で見るとしたら、隣同士のグループの香りまたは対称の香りでブレンドするほうが相性も良く、ブレンドされた香りを楽しむことができます。
この2つをブレンドするとしたら、レモンユーカリは柑橘系や薬草系と相性が良く、フランキンセンスは柑橘系やフローラル系の香りと相性が良いので、間に何か柑橘系の精油をブレンドすると良い香りになりやすいです。


そこで、今回はレモングラスをブレンドして、香りのハーモニーを出すことにしました。
レモングラスの香りはレモンのような清涼感のある香りです。
また、レモングラスは筋肉疲労や肩こりの緩和だけでなく、血液循環作用もあるので、むくみや座りっぱなしによる足のだるさにもおすすめです。
受けられたお客様もスッキリされた面持ちでお帰りになりました。

フランキンセンスの樹脂とエキゾチック系の香りとレモンユーカリのハーブ系の香りに、レモングラスのハーブと柑橘系が混ざった香りを入れることで、お互いの香りを和らげることが出来、素敵な香りのハーモニーを出すことができました。
違う香調の精油をブレンドされたい時は、画像を参考に、今ある精油と反対のグループの香りをブレンドしてみると良いですよ♪試してみてくださいね☆