- 2020.01.14
- ボディケア
アロマテラピーでからだの辛いコリを解消
現代、体のコリを訴える方は増えてきています。
慢性的に悩まされている方は体が重くなったりだるくなったりと、その不快な思いで精神的にもしんどくなりますよね。
少しでもその辛さを楽にするためにもアロマテラピーを活用してみてはいかがでしょうか?
まず体のコリについて簡単に説明しましょう。
- 身体のコリとは
- 血行不良とは
- 首こり、肩こりを放置すると…
- 身体のコリを予防するには
- 精油を安全に使用するために
1.身体のコリとは…
同じ姿勢で長時間いると筋肉の中で酸素が不足し、疲労物質がたまり、筋肉が固くなって、だるさを感じるようになります。
例えば、長時間パソコン業務などで同じ姿勢でいると、首、肩など固まって動かすことがスムーズにいかなくなったり、ひどいときは痛みを伴うこともあります。
2.血行不良とは
血液は酸素と栄養を運んでくれます。
この血液が滞ると、もちろん筋肉に栄養や酸素が運べなくなるので、筋肉が硬くなり、上記のような状態になります。
例えば、ストレッチやお風呂に入ったりして、血流をよくすると、コリや痛みが軽減されますよね。
その他にも、運動不足や眼精疲労もこりの原因になってしまいます。
3.首こり、肩こりを放置すると…
頭の血流が悪くなるので、頭痛や抜け毛、吐き気、うつ、胸焼け、慢性疲労などに影響する可能性もあります。
4.身体のコリを予防するには
同じ姿勢が多い場合は、できれば30分に1度、姿勢を変えたり、腕を大きく伸ばしたりなどして血流がよくなるイメージをして、ストレッチをする。
冷やさない。
こりのある部分にスカーフなどをかけて体温調節し、冷やさないようにする、コリがひどいと自律神経も乱れてきます。
ぜひシャワーだけではなく入浴をしましょう。
副交感神経を優位にするには40℃程度のぬるま湯で15分程度がおすすめです。
ではおすすめの精油をご紹介します。
精油には色々な種類や効能があります。
コリなどには血行を促進するもの、溜まった老廃物を流すもの、リラックス効果の高いもので副交感神経を優位にし、血流を良くするものなどがあります。
☆“ローズマリー”
肉体、精神疲労時吸入や、マッサージ、バスなどの利用で早期回復が期待できます。
ケモタイプがあり、特に”カンファー“はシャープな香りで、筋肉痛や肩こりに効果的です。
・精神への働き 脳に血流を送ってくれるので、眠気覚ましや、集中力を高めます。
・体への働き 頭痛、片頭痛をやわらげます。
・筋肉痛、腰痛などの痛みをやわらげます。
☆“ベルガモット”
高い比率で含まれているリモネンという成分は消化促進、整腸などの手助けをしてくれます。
それに加え、血行促進作用もあります。
・精神への作用 リラックス、抑うつ、不安、寝つきが悪い、眠りが浅い
・体への作用 血行促進、肩こり、筋肉痛の緩和、食欲不振
☆“ジュニパー”
芳香剤やバスグッズなどによく使用されています。
肉体や精神を浄化するハーブとして古くから活用されてきました。デトックスや痩身サポートにも。
・精神への作用 ストレスや不安を軽減、落ち込んだ気持ちをリフレッシュしてくれます。
・体への作用 利尿、発汗、解毒、老廃物排出促進、血行促進
☆“ユーカリ”
たくさんの作用がありますが、古くから強い殺菌効果で親しまれています。
・精神への作用 積極的で意欲的な気持ちへと。集中力を高めてくれます。
・体への作用 抗菌、抗炎症、鼻かぜや花粉症、のどの痛み、気管支系に。
筋肉痛や神経痛にも効果があります。
5.精油を安全に使用するために
精油は刺激が強いため、希釈して使用します。
お年寄りや乳児は使用量などを控える。
妊娠中のかたは医師などに相談しましょう。
精油はそれぞれ特徴を持っているので、性質をわかった上で使用することをお勧めします。
生活の一部に精油を取り入れて、健康で楽しい毎日が送れたらいいですね。