- 2019.08.28
- スキンケア
あなたのシミは肝斑?肝斑の直し方について
女性の肌のお悩みの上位にいつも入る「シミ」や「肝斑」。
「シミ」と「肝斑」の違いってご存知ですか?
- シミができる原因について
- シミと肝斑の違い
- 肝斑かどうかのチェック方法
- 肝斑の予防と対策
1.シミができる原因について
シミは、皮膚の表皮部分にメラニンが蓄積し、色素沈着をおこすことにより表れるものですが、その原因、症状によっていろいろな種類があるのです。
メラニンの蓄積による色素沈着ですが、これは紫外線ダメージによって発生する事が多いです。
2.シミと肝斑の違い
シミと肝斑ですが、似ているようで起きる原因も異なっています。
【シミ】
老化や紫外線ダメージにより表皮部分にメラニンが蓄積し色素沈着をおこす事によってできます。
肌表面にまばらに浮き上がってくるのが特徴です。
【肝斑(かんぱん)】
左右対称に、薄い褐色でやや大きい範囲に頬骨や目尻の下あたりに沿ってできるのが特徴です。
特に、女性に多く生じるシミで、妊娠や経口避妊薬などにより誘発、悪化するので、女性ホルモンが大きく影響しているといわれています。
また、30~40歳代に発症することが多く、50~60歳代に発症することはほとんどなく、年を重ねるごとに薄くなっていくと言われています。
肝斑は以下の3つの要因が合わさった時に発症すると言われています。
- ストレスによるホルモンバランスの崩れ
- 女性ホルモンのバランスの乱れ
- 紫外線による肌ダメージ
また、紫外線による肌ダメージも、肝斑を悪化させる要因だと考えられています。
レーザー治療で悪化することもあるようで、一般的なシミと間違えないようにすることが大切です。
3.肝斑かどうかのチェック方法
主に、頬骨または目尻の下あたりに左右対称にあるシミは、肝斑の可能性が高いです。
老化に伴うシミも、似たような場所に同じような大きさで出ることがあるので、輪郭がはっきりせずに薄い褐色で広い範囲に広がっている様子があるかも併せてチェックしてみてください。
肝斑は、色が抜けたように見えることもポイントです。
肝斑は、トラネキサム酸やL-システインが配合されている飲み薬で改善できます。
もし、服薬しても効果がないとすれば、そのシミは肝斑でない可能性もあります。
肝斑が薄くなることで、別のシミが目立つようになってしまうというケースもあります。
シミへの対策を始めるときは、シミの種類をしっかり見極め、対処することがとても大切なのです。
4.肝斑の予防と対策
肝斑の予防方法と対策についてですが、以下の方法が効果的です。
- ハーブ療法でお肌の根本改善を図る
- トラネキサム酸やL-システイン、ビタミンCが配合されている医薬品やサプリメントを摂取する
- 女性ホルモンのバランスを整えるためにイソフラボンを摂取する
- ストレスを緩和する
- 十分な睡眠をとる
- 日焼けしないように対策する
また、スキンケアにおいては「神経幹細胞培養液」入りのアイテムを使用する事もお勧めです。
シミと肝斑は「神経」伝達物質によって出来てしまうからです。
※肝斑の改善には、レーザー治療は×!返って悪化させてしまうこともあるようなので注意です!
シミも肝斑も顔を見るたびに憂鬱になってしまう肌トラブルの1つです。
紫外線ケアもシミや肝斑のケアにおいて非常に大切な事なので、しっかり紫外線ケアを行って、肌トラブルを改善していきましょう(*^^*)